16`07/14(木) -23:28- 先日、Xbox 360「RAGE」をクリアしました。
同じBethesdaのゲームである「Fallout3(▲)」に似ているとか、以前クリアした「BORDERLANDS(▲)」に似ているとか言われていた本作。 「Fallout3」も「BORDERLANDS」も好きなので、どっち似でも楽しめるだろうとプレイ。 まぁ、結果的には、「Fallout3」にはマッドマックスみたいな世界観が似ているだけで、ゲームとしては全然似ておらず、RPGではない分煩わしさのないより面白い「BORDERLANDS」と言ったゲームでした(^^; きっちりFPSガンシューとして押さえるところは押さえてある感じで、さらに交渉力高め、防御力高め、工作力高めと言う3パターンのアーマーから1つを選ぶ事で、スキル制ではないが選んだアーマーによって個性の違いが出ます。 銃の種類もそこそこ多いし、グレネードや使い勝手の良い刃のブーメラン、携帯用のタレット、ロボットなどのサブウェポンも豊富。 遮蔽物を使ったカバーアクションやステルス要素はないものの、FPSガンシュー部分は最高峰の出来ではないでしょうか。 その上で、オープンワールドではないが自分でMapを歩き(走り)回ってクエストを請け負い解決して行くスタイルなので、メインクエストそのものは一本道なんですが、やらされている感はあんまりなくて済みました。 数こそ多くはありませんが、サブクエストもありますし。 だから、本作も喋らない主人公なんですが、シナリオに理不尽さは感じませんでした。 「SINGULARITY(▲)」や「CRYSIS2(▲)」は、面白いけどそこは気になったので、本作のシナリオは悪くないです。 それから、日本語音声による完全なローカライズもありがたかったです。 戦闘中に話されても、字幕読んでいる間に撃たれる心配ありませんから(^Д^; 戦闘中に喋らせる洋ゲーは、ちゃんと日本語音声付けるべきヽ(`Д´)ノ あと、オフラインとオンラインを完全に分けてあるので、自由にセーブが出来たのも個人的にはポイント高し! ただ、28時間弱でクリアしてしまったので、少々ボリューム不足かも知れません。 それから、シナリオは悪くないけど、ラスボス相当の敵がいない為、最後が盛り上がりませんでしたね(^^; ラスボス用にと温存しておいた、最強の武器は使わず仕舞い(-ω-) やっぱり最後は、強敵を撃破して、そのままの勢いでエンディングに突入して頂きたかった。 エンディングロールが適切な長さだったのは良かったけど、どうしても海外のクリエイターはエンディングを軽視しちゃうのかな?(´・ω・`) 2周目への引き継ぎ要素がなかったのも残念。 で、慣れると難易度は低いくらいなので、本当は最高難易度でもう1周、と思いもしたんですが、個人的にそうも行かない事情が。 このゲーム、何故かめっさ酔いましたorz ファーストプレイ時には完全な車酔い状態となり、吐き気を催すレベル。 2回目のプレイからは一応慣れたんですが、それでもうっすら酔うんですよねぇ(^Д^; パッと見、他のFPSと違いなんてないのに、本作だけは酔ってしまう……遊びたいけどギブアップヽ(`Д´)ノ と言う事で、もしかすると乗り物酔いするタイプの人は酔うかも知れないので、注意が必要です。 ですが、FPSガンシューとしてはかなりの面白さで、個人的には「BORDERLANDS」よりも面白く、「CRYSIS2」に比肩するほどの傑作だと思います。 是非にとおすすめ……なんですが、何で酔うかなぁ、このゲームだけ(-ω-) もっと遊びたかったっス(^∀^;
16`07/11(月) -16:15- 先日、PS「デビルサマナー ソウル ハッカーズ」をクリアしました。
以前「円卓の生徒(▲)」クリア後に思った通り、3DダンジョンRPGとして「ソウル ハッカーズ」を遊びました(^∀^) しかし、女神転生(メガテン)はやっぱり良い♪ 「円卓の生徒」がXbox 360で「ソウル ハッカーズ」はPSだけど、全ての点において「ソウル ハッカーズ」の方が上でしたよ。 ゲーム性はもちろん、エフェクトや演出を鑑みた場合グラフィックすら、何一つ「円卓の生徒」が勝っている点はありませんでした(^Д^; まぁ、「ソウル ハッカーズ」も満点なゲームではありませんが、少なくとも3DダンジョンRPGと言うジャンルにおいては、ハードスペックとゲームの面白さは比例しませんね。 と言う事で、取り敢えず簡単にゲーム内容の説明から。 いわゆる「Wizardry」タイプの3DダンジョンRPGで、街中の移動は2Dの斜め見下ろし型。 最大6人のパーティ制で、前衛3人後衛3人。 剣(近接攻撃)、銃、魔法で戦います。 特徴的なのが、人間は主人公とヒロインだけで、他の仲間は悪魔です。 戦闘時に交渉して仲間にした悪魔=仲魔を召喚して、戦闘メンバーにします。 メガテンは、モンスターを捕まえて仲間にするタイプの元祖(?)ですが、さらに仲魔同志を合体させて別の仲魔を作り出すと言う要素があります。 EXPを溜めてLvを上げられるのは人間だけなので、交渉や合体でより強い仲魔を集めて行く事になります。 舞台は現代(当時)で、ネットや携帯電話が存在します。 日本にある架空の都市、天海市です。 ちなみに、シリーズの本道である「真・女神転生(▲)」では、核攻撃により世界が崩壊するのですが、その核攻撃がなかった世界と言うパラレルワールドとなっています。 ここは前作「デビルサマナー」と共通で、「ソウル ハッカーズ」は「デビルサマナー」の直接の続編であり、確か3年後の物語となります。 3DダンジョンRPGとして充分な面白さがあり、且つ、メガテンシリーズの中でもかなり遊び易くなっていました。 いつもは、合体事故や合体剣などは良く解らずスルーしていましたが、今回は色々試せました。 色々な要素がちゃんと作中で説明されており、シリーズ随一のユーザーフレンドリーではないでしょうか。 反面、悪魔の最高Lvが破壊神シヴァのLv85だったりして、シリーズ中でも難易度が低く、マニアックさが低いです。 その為、重度のメガテンマニアには物足りないかも知れません(^ω^; ただ、「真・女神転生」の系譜として、システムと世界観、ストーリィの全てが同系統なメガテンとしては最終作となるので、メガテンファン、特に「真・女神転生」シリーズが好きなファンならやる価値ありでしょう。 (※「真・女神転生 NINE(▲)」はシステムが違い、「真・女神転生V」以降は世界観やストーリィも一新されている。) むしろ、ユーザーフレンドリーな作りなので、メガテンシリーズに興味はあるけど二の足を踏んでいる、一般RPGファンにこそおすすめかな。 もちろん、純粋なライトユーザー向けとしては、ペルソナシリーズの方がキャラゲー色が強くて良いかも知れません(除く1、2罪、2罰)。 しかし、マニアックな「真・女神転生」に興味があるならば、この「ソウル ハッカーズ」が入門用には良いかも。 繋がっているとは言え、物語としては単独で楽しめますし。 んで、根本的には大絶賛するとして、2つほど気に入らない点が。 まずは、エンディングが淡白でした(^^; もう少し、演出として盛り上げて欲しかったなぁ。 シナリオ的には面白いんですが、淡々としたまま終わっちゃうんですよねぇ。 まぁ、アトラスのゲーム全般その嫌いがありますから、仕方ないっちゃ仕方ないのかな。 そしてもう1つ、こちらは凄く気に入らない。 それは、おまけであるエクストラダンジョンのラスボスが、マジキチな強さだった点です。 エクストラダンジョン自体は、6つ中5つまでは面白かったです。 最後も、ダンジョン自体は別に良いです。 ただ、ラスボスが強すぎorz エクストラダンジョンは完全なおまけで、途中でセーブも出来ない仕様。 あくまでも、本編のデータを使って追加で遊べるものです。 しかも、ラスボスは前作の主人公と言うお祭り仕様。 さくっと遊んで「あ〜、面白かった」で良いはずです。 なのに、運が良ければ1ターン目で死なずに済むレベル。 確実に、こいつ用に更なるLvupや高Lv悪魔の作成など、数十時間以上の延長戦を要求する内容。 はっきり言って、ここだけスタッフの頭おかしい(-'-) さすがに投げましたが、こいつの所為で後味が悪かったです。 と言う訳で、3DダンジョンRPGとしてもメガテンとしても、充分傑作と言って良い出来。 エクストラダンジョンのラスボスも、真性マニアなら撃破可能であり、普通に遊ぶだけだと勝てないだけなので、欠点とまでは言えないかな(個人的には気に入らないけど)。 いくつかの要素を引き継いで、被ダメージ1.5倍、悪魔合体のLv制限なし、別パターンのエンディングあり、と言う2周目まで遊びましたから、後味悪くても結果的には好きと言えます(^^; やはり、メガテンである以上万人におすすめとは行きませんが、是非遊んで頂ければと思います。
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